むくみの原因と解消方法を簡単に解説!なぜ女性は浮腫みやすい?
2019/07/20

足がむくんで重たい、痺れがある、着たい服が着れないなどむくみで悩んでいる方って結構たくさんいると思います。
そんな方々のお悩みを少しでも解消したいと思って本日は机の前に座っています。
私は病院で作業療法士として働いており、リンパセラピストやアロマセラピストの認定を取得したので自宅で整体やリンパマッサージをお客様に対して提供しています。
少しでも皆様の体の悩みを解消して、笑顔で健康的な生活を送っていただくことが私のモットーなので、本日は多くの方が悩んでいる浮腫みに対しての原因や解消方法のご提供と、なぜ女性がむくみやすいのかについてご紹介させていただきたいと思います。
なぜ女性は浮腫みやすい?
女性がなぜ浮腫みやすいのかについて3つご紹介させていただきたいと思います。
①過度なダイエット
②男性に比べて筋肉量が少ない ③ホルモンの関係 |
①の過度なダイエットについてですが、特に20代の女性に多い印象で、過度の食事制限(特にたんぱく質)が原因で、タンパク質を基に作られるアルブミンが減少してしまう結果むくみを生じやすい結果となってしまいます。
アルブミンは各細胞に栄養素を運び、水分や老廃物を吸収して排泄する働きを持っているので、不足すると水分や老廃物を吸収できずに細胞と細胞の間に水分や老廃物が残ってしまい、結果むくみを生じさせてしまいます。
②の男性に比べて筋肉量が少ないのは皆様も十分にご承知の内容だと思います。
血管から血漿成分(栄養価の高い成分)が染み出ることで各臓器の細胞に栄養を与えるのですが、血管から染み出た血漿成分は90%は血管に再吸収されますが、残りの10%はリンパ管に入ってリンパ液となって再び静脈から心臓の方へ戻ります。
このリンパ管にはポンプ機能がないために、重力や呼吸や筋肉の運動によってしか動きが起きないために中々心臓の方へ戻りにくい状態となってしまい、特にデスクワークの方や立ちっぱなしの方は夕方には脚が浮腫みやすい状態を引き起こします。
③のホルモンの関係ですが、女性には生理という現象があり、生理前には体の水分量を調整するエストロゲンというホルモンが減少することにより体の水分量を調整することができずに、生理前は特にむくみやすい状態になってしまいます。
むくみ解消方法を紹介
まずは過度なダイエットや食事制限を行わずに、「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」という頭文字の食材をバランスよくとるように心がけてみてください。
【頭文字の詳細】
マ:豆類
ゴ:ゴマ ワ:わかめなどの海藻類 ヤ:野菜 サ:魚 シ:シイタケなどのキノコ類 イ:イモ類 |
また、最近話題のオメガ系の油も摂取する事もお勧めで、油はホルモンや細胞の組成成分になるのでかなり大事となってきます。
中でもオメガ3が現代の日本人には不足しがちなので1日にスプーン一杯のオメガ3(アマニ油、エゴマ油)を摂取されてみてください。
あとは適度な運動ですが、30分程度の軽いランニングやウォーキングを週に3回程度行えれば理想ですが、なかなか時間が取れない方も多いと思いますので、30回程度のかかと上げ運動でも代用可能です。
ふくらはぎは第2の心臓と言われており、ふくらはぎの筋肉の収縮により下半身の血流やリンパの流れを一気に促進させる事ができますのでお勧めです。
あとは体のメンテナンスのために整体やマッサージに行って骨盤や背骨の位置を調整したり、内臓の働きを高めるのもお勧めです。
まとめ
本日は女性がむくみやすい原因と浮腫みの解消法についてお伝えしてきました。
多くの方が浮腫みでお悩みだと思いますので、食事や軽い運動と定期的な体のメンテナンスを行うと共にできる限りストレスをためない生活を心がけて生活しましょう♪
今後も人の健康と笑顔のためや最近の時事ネタについてに様々な記事を書いていこうと思いますので、他の記事もご覧いただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。